2016年10月

161020  揺れる

「つかっちゃだめだよ!」


「なんでよ!!
じゃあ、きれいなの全部とっちゃうから!」



「だめだよ!そんなの!」



きれいな葉っぱのついた枝をめぐり、言い争う声が森に響く。

枝には、わっさわさとたくさん葉っぱがついているのに・・・。


しまいには、最初にダメだといった方の子が泣きだす。




(ほら、泣いちゃうくらい素敵でほしいのは、相手の子も同じだよ)

(”小さいから譲られて当たり前”ってのは、大きい子は不服だよ)

(こんなにたくさんあるんだから、みんなでわければいいじゃない)



そばで聞いていると理不尽な言い分や、自分のことばかりな言い争いに、
言いたいことはいっぱい。

でも、手が出ているわけではないし、じっと見守ってみた。


双方譲らず、枝を力ずくで自分の方に引っ張っていったり、
葉っぱを力任せにちぎりまくったり・・・。



しばらく押し問答が続いたら、
「じゃあ、みんなで使えるところに置こう」 って。


やった! と思った。

大人に無理やりけんかを止められたら、どちらにもしこりが残る。

”みんなでわける”ってことも、大人から決められたり、やらされたら、
表面的には解決したように見えて、納得いかなかったと思う。


その後は、きれいな葉っぱを互いにあげたり、交換したり。



揺れる気持ちをたっぷり受け止める、森での時間。
大人が介入して急いで解決するのではなく、子ども達の中から、
調和の心が芽をだしてほしい。



森には、さわやかな秋の風が吹き抜けていきました。

PA200201

PA200205








161019  仲間

「見てみて~」


き~君の手には、小さなカナヘビ。



息ができるようにとザルに入れてあげて、

ふわふわのベットになるように、やわらかそうな草も入れてあげる。



「トカゲ、探す~」と、また草むらへ向かっていく。



寝っ転がっていた竹をどかすたびに、

息をひそめる、

目をこらす。


「あ、いた!!」

すばしっこいカナヘビは、しゅるっと隠れてしまって、なかなか捕まえられない。


夢中になってカナヘビを探すの、

楽しい~。



そんな時、き~君が捕まえたカナヘビが動かないのを見て、ぽつり。




「仲間がいなくて、さびしいんと違う?」


ハッとした。

あじめは、き~君が捕まえるのが楽しくて、
探していたのかと思っていた。


そっか、カナヘビがさびしくないように、仲間を見つけてあげていたんだね。


やさしい気持ちがうれしいよ。

PA190196

PA190192

今日もどろんこになったので、洗濯屋さんも大活躍していましたよ~

PA190198



161018  ヘビの足音  

「ヘビの抜け殻、焼いてみよう!」


ナイスな思いつきに、は~くんの目が輝きます。

さっき見つけた蛇の抜け殻を、
早速ロケットストーブの上にかけたフライパンに乗せました。


「いい出汁がでそうだよ、水もいれてみようよ」

ま~ちゃんの提案に、フライパンには水が入り、煮込まれていきます。



「ドングリが野菜ってことにしよ!採りに行こう!」

と、れ~ちゃんが森に行こうとすると



「ヘビだ!」

草の間を、ゆっくりと動くへピ。


みんな、息を殺して、行先を見つめます。



「あの死んだヘビを見に来たのかな」

「死んだんじゃないよ、抜け殻だよ。洋服だよ。」


しばらくじっと観察していたけれど、どこに行ったかわからなくなってしまいました。


「ヘビの足音がしたら、いるってことだよね」

「ヘビの足音って、どんなの?」


「ニョロ?」


「葉っぱが動く音だよ!」


「あ”っ、いた!」


たくさんの命と共に生きている事を実感すること、
いつもの葉っぱの音と、ヘビが動いた時の葉っぱの音を聞き分けられる耳・・・。

人間が生き物として生きていく上で、生き延びる上で、
大切なことがつまっていたひとときでした。

PA180183

PA180184


161013  森からのプレゼント

「わ~、大当たりだよ!」


アケビの実を割ってみると、中身がぎっしり。

昨日は動物や鳥に先を越されていたり、
一歩遅くて腐っているアケビがほとんどだったから、
よけいにうれしい。

たくさん採れて、尚うれしい★

「は~くんの誕生日だから、たくさん採れたのかもね」
「パーティーだもんね」

一足早い誕生日パーティーを企画していたまんまるっこは、ニコニコです。



「甘~い!」

「ちょっと交換してみよ」


「うま~い」




食べた種は、

「低くなりますように、なむなむ」と念じながら、森へ飛ばします。


「前(去年)も、(低くなるように)お願いしたのに、高いところだったね~」

そうそう、去年もたくさんアケビを見つけたのでした。
人工甘味料ではなく、このほのかな自然の甘みを、
おいしいと感じられる敏感な味覚を、大切にしていきたいなと思います。

くいしんぼう、バンザ~イ!

PA130158

PA130174

PA130176



◆11月3日(木・祝)まんまる焚き火Cafe ~まんまる保育者 あじめ と、語ろう~

焚き火の温かさがうれしい季節が、やってきました!


お弁当後のひととき、子ども達がのびやかに遊ぶ傍らで、
大人は焚き火を囲んで、まんまる保育者 あじめ と、お話しませんか?

まんまるの保育方針や子どもたちの様子、森での子ども達の育ち、
淡路島での暮らしのこと等々。

まんまる入園についてのご質問・ご相談もお受けします。


朝から親子でまんまるにご参加いただき、午後のひとときをお話タイムにします。
子ども達は、引き続きまんまるスタッフがお預かりします。

PB101805



___________________________

まんまる焚き火Cafe

とき  11月3日(木・祝) 13時~15時(まんまる親子参加は、9時~15時)
       ※プレーパーク淡路島マンモスとしてもやっていますので、
         まんまるの保育対象(満3~7歳)以外のお子様は、
         保護者の安全管理の下、お遊びください

集合  9時に、朝の会の場所
      ※駐車場から、森へ向かって数メートル行った、淡路島マンモスの入り口です
      ※保育対象外のお子様同伴の場合、お好きな時間に合流していただくことも可能です
        ご予約時に、合流予定時間をお知らせください

参加費 親子1組 1,500円(9時~15時)
     焚き火Cafeのみ 500円/人(対象は大人です)

服装・持ち物
      【まんまる参加の服装】 ※リュックサックを背負います
                      ※大人も同様

      長袖・長ズボン・帽子・お弁当・水筒・防寒着
      タオル・着替え・マイカップ(Cafe参加の大人のみ)


ご予約・お問合せ
         森のようちえん まんまる
         awaji.manmaru★gmail.com  ★を@に代えて送信してください
                     080-5616-7181(佐藤:火、水、木は15時30分以降)

         ①イベント名(焚き火Cafe)
         ②参加者名
         ③参加者内訳(大人●人、保育対象の子ども ●人(年齢内訳も)、保育対象外の子ども●人)
         ④当日つながる携帯番号
         ⑤途中合流希望(保育対象外年齢のお子様同伴の方のみ)の場合、合流予定時間

         をお知らせください。
     



開催場所
淡路島の真ん中にある里山プレーパーク淡路島マンモスで開催しています。
詳しくは下記リンクからご覧下さい。
淡路島マンモス
Googleマップ
ギャラリー
  • ◆8月3日(木)~5日(土)小学生フリーキャンプ◆
  • ◆8月3日(木)~5日(土)小学生フリーキャンプ◆
  • ◆8月3日(木)~5日(土)小学生フリーキャンプ◆
  • ◆8月3日(木)~5日(土)小学生フリーキャンプ◆
  • ◆7月26日(水)~29日(土)親子リトリート◆
  • ◆7月26日(水)~29日(土)親子リトリート◆
  • ◆7月26日(水)~29日(土)親子リトリート◆
  • 170621  じっくり
  • 170621  じっくり