東京から、臨床美術士の舟橋幸代さんをお迎えしての、臨床美術体験 Vol.1は、

世界一軽い木の板を使った、「木にお絵描きしよう!」でした。

参加者の方に聞いてみると、皆さん少なからず絵を描くことに苦手意識をお持ちの方たち。

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まずは、今日の素材の板を、触ってみたり、ほっぺですりすりしてみたり、
匂いを嗅いでみたり、割ってみたり・・・

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お次は、割りばしペンや爪で、板に傷をつけていきます。
二刀流あり、目にもとまらぬ速さの連打あり、
力いっぱいの線あり、思い通りにいかない偶然の産物あり。

ペン先に木の質感を感じながら、気持ちの良いリズムが部屋を満たします。

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食紅をつけた綿棒も、自由に木の上を遊びます。

じんわり木にしみ込んでいったり、隣の色とにじんで、思わぬ素敵な色が生まれたり・・・。

一点集中で、いろんな色にしたり、夕焼けが空を染めるように全体に広がっていく色を楽しんだり。

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水性マーカーや、不透明の水性マーカーも使い、迷いなく手を動かす子ども達。

ちょっと考えながらも、だんだんノッてくる大人たち。

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机に落として、インクを落としていく画法も生まれ、
上の写真は、ドクターイエロー(黄色い電車)がどんどん走っていくところ!

最後には、黒とも交じり、

「あ、トンネルにはいったよ!!」と、とってもうれしそうでした。

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キャンバスは、板の上だけではありません。
小さな芸術家たちは、思い思いに色と遊び、五感で楽しんでいきます。

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出来上がった作品は、同じ画材を使ったとは思えないほど個性豊か。

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いただいた参加者アンケートでは、

・ついつい頭で描こうとしてしまうけれど、後先考えず、感覚だけで楽しんでできることが新鮮だった

・子どもも、のびのびと、色の広がり、重なりを楽しんでいてうれしかった

・親が予想したのと違うところに、子どもが反応したりとおもしろかった

・90分があっという間でびっくり!

と、嬉しい感想をいただきました。

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イベント終了後も、残った紙に色をのせたり、

お家に帰ってからも、早速お絵描きしましたよ~という報告も。

芸術が爆発して、手足や壁にも広がって行ったそう・・・。


今回のイベントをきっかけに、皆さんの生活に、色で遊ぶという自己表現や
絵を描く楽しさが染み込んでいったら、うれしいです。

ご参加、ありがとうございました。



※「臨床美術」及び「臨床美術士」は、日本における(株)芸術造形研究所の登録商標です