ティピでお昼を食べようという意見と、
広場で食べて、そのあとも広場で遊びたいという意見がでた。
多数決では、圧倒的にティピ派が多い。
でも、少数派の意見も大事にしてほしかったので、
どちらも理由に耳を傾け、それがもう一方でも可能なのか、
聞きあうように声をかけた。
そしたら、結論は、
「お昼だけ、ティピで食べて、帰ってきて広場で遊ぼう」でした。
でも、結局ティピのまわりが楽しくなって、
ままごと道具だけ、広場に取りに行くことに・・・。
両手にままごと道具を持ち、なんとか歩くま~ちゃんに、
「その、お椀、あじめのやかんに入れて持ってあげようか?」と声をかけると、
「私のはね、もちやすいんよ」 と、両手鍋を持つ、隣にいるなっちゃんが誇らしげ。
「あんな、なんでこの鍋持ってきたか、わかる?」と続く。
「え?持ちやすいからじゃないの?」と聞いてみると、
な:「違うねん、この鍋、ひとりぼっちでな、しかもひっくり返っててん」
な:「持ってってあげたらな、他のと一緒に使ってもらえるやろ!」
仲間の気持ちも、お鍋の気持ちも、
同じくらい大事にしてくれる、まんまるっ子なのでした。



広場で食べて、そのあとも広場で遊びたいという意見がでた。
多数決では、圧倒的にティピ派が多い。
でも、少数派の意見も大事にしてほしかったので、
どちらも理由に耳を傾け、それがもう一方でも可能なのか、
聞きあうように声をかけた。
そしたら、結論は、
「お昼だけ、ティピで食べて、帰ってきて広場で遊ぼう」でした。
でも、結局ティピのまわりが楽しくなって、
ままごと道具だけ、広場に取りに行くことに・・・。
両手にままごと道具を持ち、なんとか歩くま~ちゃんに、
「その、お椀、あじめのやかんに入れて持ってあげようか?」と声をかけると、
「私のはね、もちやすいんよ」 と、両手鍋を持つ、隣にいるなっちゃんが誇らしげ。
「あんな、なんでこの鍋持ってきたか、わかる?」と続く。
「え?持ちやすいからじゃないの?」と聞いてみると、
な:「違うねん、この鍋、ひとりぼっちでな、しかもひっくり返っててん」
な:「持ってってあげたらな、他のと一緒に使ってもらえるやろ!」
仲間の気持ちも、お鍋の気持ちも、
同じくらい大事にしてくれる、まんまるっ子なのでした。


