淡路島内外から、たくさんの方にご参加いただき、
今年も子育て応援講演会&森のようちえん体験 が、開催できました。

今年は、舟橋幸代さんを講師にお迎えし、
「肯定的な言葉がけで変わる、寄り添う子育て」と題して講演をしていただきました。
ご都合がつかなかったり、森のようちえん体験のキャンセルが出ずにやむなく欠席
された方々もいらっしゃいましたので、一部ですが、内容をシェアさせていただきます。

以下、保護者スタッフ、みっこちゃんのレポートです。


肯定的な言葉がけ(ポジティブ・ガイダンス)はどうしていいのでしょうか?
という問いかけから、今年の子育て応援講演会がはじまりました。


ポジティブ・ガイダンスは、子どものセルフレギュレーション
〈自己調整、感情や行動をコントロールする力〉と自尊心を育むために
重要であると舟橋さんはいいます。

ありのままの自分が自分で考えて、どう生きていくのかを
大切にしていくためのツールです。

 

自分自身の心に寄り添って、相手の心に寄りそうと、
心と心のコミュニケーションがはじまるそうです。
相手との信頼関係があること、よく観察すること、
表情・声・しぐさ等の非言語コミュニケーションも大切だとおっしゃっていました。

 

お話の中で、ポジティブ・ガイダンスでのいくつかのポイントを説明して
くださいましたが、その中で特に大切にしたいことは、以下のことだそうです。

 

  こどもの行動を正す

やってはいけないことを注意するのではなく、やってもいいことを示す。

例)走らないで → 歩いてください

 

  解りやすく伝える

  描写する語りかけをする 
 「~しているのね」「~したのね」「~ってことね」


〇「褒める」よりも「認める」 

褒めるというのは結果についてのみにフォーカスしているが、認めるは工程を観察し伝えること。

事実を淡々と実況中継のように描写する。

例)「すごいね」ただ褒めると子どもは何を褒められているのか
分かりにくい。お母さんが喜んでいるからうれしい、そう感じると
多少無理をしてでもやってしまうことにもつながる。

 何をすごいと思ったのか具体的に言葉にする。
例えば「きれいな色だね」「ここの線はゆっくり描いたんだね」のように認める。
描写してもらうことで、そんなことができる自分を知ることができ、自尊心が育まれる。

 

  自分自身の気持ちを伝える 
なぜ、どうしてそう感じるのか、自分の感情を言葉にする。

そうすることで、感情の理解や人との関わりを学べる。

信頼関係があって効果がある。

例)ママは今イライラしてる、このイライラどうしようかしら。

気持ちも実況中継してみる

 

ほかにもたくさんのポイントや具体的な例、エピソードを紹介していただきました。
参加者の皆さんは、共感して頷いたり、メモをとったりしていました。
 

講演の最後は参加者が4つのグループに分かれて、質疑応答の質問を考える時間でした。

ほぼ初対面の方同士の中、とても和やかな雰囲気で、
皆さんそれぞれ困っていることや疑問に思っていることを話し聞き合いました。
この時間を持てたことで、参加者の方一人一人が、講演会の内容を、
より自分のこととして落とし込めたのではないかと思います。

 

すべてをいきなり実行するのは難しくても、
取り入れられるところから変えていく。
そうすることで少しずつでも子どもも変わっていく、ポジティブ・ガイダンス、
これから実践していきたいです。


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